食べ物の体への影響は大きい。食べ物は我々の全てのエネルギーの大元であり、我々を作っている大元でもある。 そんなエネルギーこそ良質なものをとるべきなのは自明ですが、 とはいえ効果というものがすぐに出てくるものではないので、時間がたつとついつい忘れがちにもなります

You're What You Eat Flickr: tak.wing

菌活コーチが教えてくれた菌

菌がとにかく健康には重要なんだ」たまによく会う知人からの一言であった。 話を聞くと、菌活コーチなるものに就任したらしい。

kinkatsu

http://www.mdc.co.jp/prmo/campaign/kinkatsu-sururich/

画面左が菌活コーチである。このLPのパンチ力は絶大である。 リンク先に記載の通り、元々架空のイメージキャラクターのはずではあるが、 昔から「あの菌が良くてね〜」ということを語り合うことはないが、改めて本人から色々きいてみると、非常に詳しい。 (これでタレント活動したほうが良いと思った。)

本題に戻り、会話の要約として、「日本のヨーグルトは凄い。特にブルガリアヨーグルト。LB81というのが良い。あとはヤクルトもすごい。」とのこと。 とりあえず言われたからには、積極的にトライしようということで、毎食後に摂取。

花粉症がとまって、肌も綺麗になった

毎年この2月〜5月までは私は重度の花粉症で悩まさるのだが、ヨーグルトを摂取してからかピタリととまった。 もはや、薬局で処方されるアレロックのような錠剤も飲まなくても大丈夫になった。 数十年悩まされている訳で、それがピタリと止まったのには何か因果関係があるのではないかと感じた。

あとは肌。なぜかドンドン綺麗になってきた。 特に美容の何かをしている訳ではないが、この変化は確実にヨーグルトの効果ではないかとすぐに直感で感じた。

結論、体内のコンディションが改善された

色々調べてみると、ヨーグルトが直接花粉に作用したというよりは、善玉菌を体内に常に入れることにより、 体内のコンディションが良くなったことが一番の要因じゃないかという結論に至った。

花粉症のメカニズムは、「抗体の過剰防衛」ということが知られているが、この原因というのは、 花粉という抗原が入ってこようとし、それを過剰に入り口付近で防衛することで、 結果として、鼻水を代表とする諸症状が出てくる訳である。

逆にいうと、体が絶好調な状態だと、多少の変化でも体が受容出来ているのではないかと感じた。

食事が及ぼすメンタルへの効果

体調がいいと、メンタルにも良い影響力を及ぼす。「あれもやろう、これもやろう」とポジティブになってしまう。 Lifehackなど色々小手先なテクニックはあるものの、そもそも健康な状態が一番の効率アップ手段である。

花粉などの期間は体が弱っており、仕事などもあまり100%で働くことが出来ないが、 (それが一年の1/4近くを占めるので恐ろしい話である)元気になっただけで、いくらでも働けそうな気がしてくるものである。

この記事でも書いているとおり、「何もしない時間を減らすこと」これが重要と小崎氏も説明している。 この何もしない時間という元凶が、体のコンディションから大きく起因してくるのだと強く感じました。

薬事法と食品表示・食品広告の難しさ

この実体験をもとに友人に「ブルガリアヨーグルトが健康にいいよ」と伝えてみると、 「へー。そんな健康に良い効果もあるんだ」という反応が非常に多い。これは自分も正直そうであった。 パッケージをみてもて、「腸に良いプレーンなヨーグルト」くらいにしか解説もなく、 真ん中に「LB81」とさり気なく、主張しているのみである。

これというのは実は背景もあって、日本の薬事法では、食品に対して、たとえ事実であっても医薬品的な効能効果を謳うことが出来ないようである。 もし仮にそのような表現を使ってしまうと、そのものは医薬品としてみなされ、無商品の医薬品として薬事法違反になってしまう。

それを回避できるように、消費者庁が認可している特定保健用食品とよばれる表示認可がある。 トクホというフレーズで、色々な商品が出ている。実はブルガリアヨーグルトも認可を受けており、 「腸内細菌のバランスを整える、おなかの調子を良好に保つ」ということを表示している。

ただそれをさらっと記述出来るくらいで、現状はあまり過激にはPRしていないようである。 極端に行き過ぎた健康食品というと、消費者にとっては、あまり良いイメージはないし、 そのバランスをとったシンプルな所で抑えているのであろうか?ただとはいえ、もっとアピールしても良いと感じる。

そんな訳で健康の重要性と可能性を体感した1週間であった。


一生医者いらずの菌活のはじめ方