yazawa

1980年3月15日に公開された当時34歳の矢沢永吉のインタビューの一幕です。

勝てば官軍、負ければ賊軍。戦いに勝ったほうが正義になり、負けたほうが不義となる。

もちろん何でも相手を打ち負かせれば良いというものではないと思います。7つの習慣でも言及されていたような気がしますが、 WIN-WINにならないといつかそれは破綻すると思います。

私は矢沢永吉は詳しくありませんが、インタビューを見ていても「生意気風ではあるが、根は真剣で礼儀正しい」というのが滲み出ており、 そこが彼の魅力なんだろうな、と感じました。

これくらい色々な事を自分の言葉で発信して、発言に責任も持っているような若者は今の時代に出てくるのでしょうか。 私はかなり厳しいのではないかと思います。 インターネットの普及しすぎで、何でもかんでも批判される世の中です。 このインタビューだって、全文書き起こしてロジックがおかしい所を指摘して、ダイレクトに本人に批判を届けられる時代です。

インタビューでは鈍感になることが重要と言っていましたが、まさにその通りであると思います。 しかし、目立ったことをすれば、鈍感になれない量の批判に人々は晒され、勢いが削がれてしまう世の中です。

インターネットは面白いですが、同時に世の中つまらなくなってるな、とも感じるこの頃でした。