「朝起きられない」これは永遠のテーマです。ただその永遠に終止符を打ちたいと思います。 朝起きられないという前提条件を明確にすると、「目覚ましをかけて、一回起きるが、刹那的な快楽に負け結局二度寝してしまう」 というものを対象とします。

なお、科学的根拠はなく、体感のものです。

方法

先に結論をいいます。「起きた瞬間にiPhoneアプリでポーカーゲームをプレイする」です。 さてここからこのテクニックの理由を述べていきたいと思います。

ストーリー

基本的に1度は目がさめますが、結局「寝たい」という本能に負け、寝てしまいます。 2度寝というのは、まさに作業摩擦係数が0、 目さえ閉じれば人間は選択することが出ます。 逆に、起きるという作業は非常に作業摩擦係数が高いです。 既に遅刻しそうだ、など相当なデメリットを感じない限り、その利点を感じません。

また別軸で、人間とは脳が納得していない情報が来ている場合、シャットアウトしようとしてしまいます。 例えば、自分が居ても居なくても良いムダな会議、いやいややらされている勉強などです。

私は経営工学の修士を取得しましたが、当時、会計学の勉強自体が全く興味が持てませんでした。 イメージも出来ず、何が楽しいのか分からないからです。そんな状況でやる勉強はただ単位が取れればいいや、くらいのレベルです。その後結局コンピュータ系に進みました。 ただ一旦社会に出ると、その重要性を理解出来ます。とんでもない武器です。 この状態であれば、学ぶのもそこまで苦ではないです。 これは社会人になってから、大学に通い直す人が多いのと同じ理論です。 「具体的にイメージ可能になり、その必要性を感じた」です。

また自分から自発的に動いていない状態は、脳が停止しています。思考停止です。 コンピュータで例えれば、ムダなプロセスが動いていない状態です。 考えて動く必要ないんですから、停止しておくのがベストの判断です。

逆にあっちこっち決断を要求されるシチュエーションであれば、脳みそも稼働せざるをえません。

重要なポイント

まとめると、この3軸が重要になります。

  1. 作業摩擦係数
  2. 脳の納得感
  3. 自発性(インタラクティブ)

この3点を聞いて、ピンとくるものは無いでしょうか?iPhoneアプリなんです。

プロダクト開発の現場では当たり前ですが、意外と普通の方が気づいていない点としては、 日々UI/UXが改善され、ほぼ何も事前理解なしに色々なことが出来るようになっています。 iPhoneを説明書なしに使い始められるように、限りなくその開始の障壁はなくなっています。

そしてゲーム、特にビデオゲームはユーザを継続的にプレイさせるために色々なインセンティブなどを見えない所で入れています。 当たり判定の変動、通知、動線・・・限りなくあります。

この条件の中で「iPhoneでアプリをプレイする」というのは秀逸な組み合わせです。 iPhone自体、どこにでも持ち運べて使うことが出来ます。作業摩擦係数0です。 そしてそのアプリも摩擦係数0の究極系です。 人気のアプリはほぼ、タップひとつで起動してプレイが出来ます。 我々がなにも頑張らなくてもこの企業努力に相乗りしてしまえばいいんです

上級テクニック

ここまで掛けばもうお気づきでしょう。目覚ましをiPhoneにしてしまえばベストです。 必ず一回はアラームを停止するタイミングで、iPhoneを自分の近くに手繰り寄せます。 その時に頑張ってゲームさえ起動できれば、もう我々のGameは勝利したも同然です。

ゲームに対するインタラクティブなアクションにより、勝手に脳が活性化され、あっというまに覚醒します。覚醒後はふとんから出るのも楽勝です。 脳みそが正常な判断をくだせます。

最後に

私の場合はポーカーが好き(=脳みそが楽しいと思う)ので、このアプリを選択しているので、 自分の好きなアプリがあれば、それで勿論問題ありません。 言う必要もないと思いますが、Androidでも条件は変わりません。

これでも起きられない?そういう方は早く寝ることをおすすめします。