Lyn Tally

「少し断食する」ただこれだけで凄いスピードで自分の生産性が上がります。 眠くもならないし、体もドンドン軽くなり、目も冴え渡ります。 試しに軽く朝晩の食事を抜いて昼食だけにしてみると分かります。 体がオーバードライブしてきます。

「早く寝よう」「仕事の段取りは前日にしよう」こういった基本的なテクニックは、 一体なんだったのだ、というくらい効果があります。

巷のライフハック

巷では様々なライフハック記事などが溢れていますが、 殆どは「効果ありそうだ」という脳のワクワク感だけを満たす存在です。 まろやかなゴシップ系の雑誌に近い存在です。 孫正義やスティーブ・ジョブズが日常的に読むかという言えば間違いなくNOでしょう。 本気で生産性を上げたいと考える時、根本的な所を考える必要があります。 その一つがまさに「食」です。

宣伝の威力

現代社会では宣伝の威力が凄まじく、無意識でいるとドンドン消費活動を迫られます。 広告業界の人間に勝手にニーズを作り上げられ、無意識に欲してしまいます。 特に「食」なども顕著で、三大欲求である「食」についても、 本来の人間が求める量のニーズを超えて消費してしまっています。 正直これは何も考えなければ人間は受け入れてしまいます。 必ずこの状態であることを常に意識する必要があります。

消化とその力

普通に考えれば当たり前ですが、食事をするとその消化活動に人体の無意識の力が向きます。 血流なども集中し、結果ぼーっとしたり眠くなります。 人が食事をしてから、完全に消化されるまで18時間かかると言われるので、 食事をきっちり100%で三食とる限り、常にダンベルを担ぎながらマラソンをするようなものです。 そしてずっと三食とる人間は、分量にもよりますが、 一生消化器系を休めない人間ということになります。

ただ食事を抜けば良い訳でもない

じゃぁ全部食事抜けということではありません。 そんなシンプルな話ではありません。

体には必要最低限の栄養というものはあります。 脳にブドウ糖が行かなくてフラフラになるのも本末転倒です。 また「食」と双璧をなすくらい重要な「メンタル」という概念もあります。 美味しい食事を取ることは何よりの娯楽です。精神的にも満たされます。 食事の場で知人や家族を会話を交わすことも同様で、明日への活力を得られます。

さらに食事をとらず、必要な栄養素を液体でとり、 生産性を上げた所で人生何が楽しいだという感想もあるでしょう。 まさにメキシコの漁師とアメリカ人の旅人の逸話に近いです。 とにかく一つ伝えたいことは、バランスが重要ということです。

仕事を頑張りたいときはあまり食事をとらず、遊びたいときは好きなだけ食べればいいのです。 メリハリをつけることでトータル的な生産性を高める必要があります。 全ての仕事が終わるまで夕食を食べないというルールでもいいです。 自分なりの最高出力なポイントを見つけ出してやるのがベストです。

結論

普段当たり前のようにとっている食事について見直してはいかがでしょうか。 あるときは好きなだけ食べ、ある時は意図的に断食するなどして、 是非戦略的に生産性アップを狙いましょう。